自宅でデリヘル嬢とのプレイの内容を常習的に盗撮していたことがバレ、”なんども”金銭請求を受ける風俗トラブルの典型的被害の実例です。

デリヘル嬢への慰謝料や、店への損害金名目で合計160万円支払済で、さらに200万円も請求されています。

弁護士は追加請求を拒むとともに、店への損害金として支払った額を取り返しました。その流れを見て行きましょう。
※個人情報保護のため、ご相談内容の一部を変更しております。

相談内容:繰り返される示談金要求をストップして欲しい

自宅で風俗を利用した際に、小型カメラで盗撮していました。何度かばれずにいたのですが、とうとう女性にばれてしまいました。

その日もいつものように小型カメラで盗撮をしていたのですが、何度か指名していたその女性は以前から疑わしく思っていたようです。

サービスを受けている間つい撮影できているかが気になってカメラの方を確認してしまうのを見抜かれていたようで、「もしかして盗撮してない?何見てるの?」と言われ、視線の先にあった小型カメラが見つかってしまいました。

なんとか見逃してもらおうと何度も謝りましたが、女性は激怒しており、すぐに携帯を取り出して店に連絡されました。

店舗からスタッフが来るまでの間ずっと「前から怪しいと思ってたけどやっぱり盗撮してた。ただじゃ済まさないから」と大きな声で罵倒されました。

30分ほどしてデリヘルのスタッフと思われる男性が自宅に到着し、女性がそのスタッフに小型カメラを手渡しました。

男性は小型カメラからmicroSDカードを抜き取り、持参してきたノートPCでカード内の動画データを確認し始めました。

しばらくして男性は、「今回の女の子以外にも、○○ちゃん(風俗嬢の源氏名)の盗撮動画もありすね。常習犯じゃないですか」と呆れた口調で言ってきました。

そして続けて、「いつも利用していただいていたのに残念です。悪質なケースなので、今回は店側としても見過ごすわけにはいかないので…これから警察に行きましょうか」と言われてしまいました。

警察に逮捕されては困ると思い、「本当に申し訳ありません。もう二度とこのようなことはしないので、なんとか穏便におさめていただけないでしょうか」と謝罪しました。

男性は終始落ち着いていて、「そうですね…とりあえず免許証などのコピーをいただきたいのと、今回のことについて書類も書いていただきたいので一度店の方に来ていただけますか」と言われました。

男性の態度が終始冷静で丁寧だったことから、このお店は大丈夫だろうという安心感もあり、早く解決させたいのもあってそのまま一緒にデリヘルの事務所に行くことになりました。

事務所に着くと、男性が「申し訳ないのですが、規約違反をされた方は出禁にさせていただいている関係で免許証のコピーをいただいていますので」と変わらず丁寧な口調で身分証明書を出すよう求めてきました。

私はとにかく警察に行かれたくなかったため、いうとおり免許証を手渡しました。「とにかく、警察に被害届を出すのだけは勘弁してください。お願いします」と私は念のために伝えました。

男性は「こちらとしても警察沙汰にはしたくないんですが…私の一存では決められないので、後日またご連絡します。とりあえず、今回の盗撮行為についてはデータも残っているので認めていただいているということで、これに署名してください」と言って念書と書かれた紙を手渡されました。

念書には、「私は◯月◯日に盗撮行為を行いました」という文言だけが書かれていました。

男性スタッフの話によれば、「今は女の子も怒ってしまっていて『犯罪でしょ!とにかく警察に突き出してほしい』と言うばかりで話をできる状態ではないが、明日にでも落ち着いた頃にこの念書を見せてあなたが反省していることを伝える。そうすれば女性も怒りを収めるかもしれないので、そしたら警察に行かなくて済むのではないか」ということでした。

私は「よろしくお願いします」と言って、その念書にサインをしました。その後は特に大きな声で罵倒されたり事務所に閉じ込められたりすることもなく、また連絡しますので、と言われてすぐに帰されました。

しかし後日その男性から連絡があり、「念書を見せたけれどやはり説得するのが難しかった」との連絡がありました。

私はどうしていいかわからず、「なんとかなりませんか」とその男性にすがる気持ちでしたが、「女の子の主張としては、このままなんの犯罪にもならず、制裁を受けずにいるのが気に入らないということだ」という話でした。

「例えば慰謝料を払って示談というのはどうですか?」と聞かれたため、警察に行かなくて済むのであれば払いますと答えました。男性は「では女の子に確認してまた連絡します」と言って電話を切りました。

その後、男性から連絡があり、「女の子が示談金30万円払うなら納得すると言っている」という話だったので、これで解決できるならという思いから支払いをすることにしました。

しかし3週間後、例の男性スタッフから連絡があり、「示談金を支払ったことが、アナタがこれまでに盗撮した他の女の子にもばれてしまい、”なぜ自分には示談金がないんだ”と言われている」という連絡を受けました。

私は解決できているものと思っていましたが、確かに男性のいうことももっともかもしれないと考え、「わかりました」と答えてさらに30万円を振り込みました。

しかし、さらにその後も要求が続きました。結局女の子はお店を辞めてしまい、店に損害が出てしまって責任者が激怒している。損害賠償として100万円を払えというものでした。

さすがにこれ以上お金を払うことは難しいため、「これまで既に示談金60万も払ったじゃないですか」と伝えましたが、「それは女の子に対する慰謝料で、今回請求しているのはお店に対する損害賠償だから別物になります」と言うだけです。

「もしも支払いを拒まれるようでしたら、こちらには盗撮のデータと念書があるのでそれを持って警察に被害届を出しに行くことになります」と淡々と言われてしまい、目の前が真っ暗になりました。

そして、「この100万円を支払ったら、これで請求は最後になります」と言われました。

正直100万円という大金を払うのは本当にダメージが大きかったのですが、規約で禁止されている盗撮を繰り返していたという手前、完全に拒否することもできず、これで本当に最後にしてくれと念を押して100万円を振り込みました。

しかしその数週間後、「あの後、女の子達の間でアナタの常習的な盗撮行為の件が話題になって、身の危険を感じた子が多く辞めていった。どうしてくれるんだ」という連絡がありました。

「もとをただせばあなたが盗撮を繰り返して女の子を恐怖に陥れたことが原因なので、責任を取ってもらいます」と言われて今度は200万円を請求されています。

さすがにもう自分の手には追えないと感じ、弁護士に依頼することにしました。

盗撮を繰り返したことは反省していますが、これ以上この件で相手から要求が来ることがないようにしてください。

追加請求を阻止

今回のケースでは複数回に渡って慰謝料や損害賠償金を請求されています。

3度目の請求の際、相談者はデリヘルの男性スタッフから、「これ以上この件で請求することはない」と言われ、「これ以上請求してこないでほしい」と確認も行っていますが、さらに請求が繰り返されています。

今回のケースの問題点は、示談交渉が口約束で終わっており、示談書を交わしていない点にあると考えます。書面として残っているのは最初に書かされた念書だけですが、これは相談者が盗撮をしたことを認める書面です。今回は、しっかりと示談交渉を行って示談書を作成するために弁護士が介入しました。

まず、請求が続いている200万円についてですが、「払わなければ警察に行く」と言って相手の恐怖心を煽る行為は刑法上の恐喝罪(刑法249条)にあたることを相手に伝えるとともに、本当に盗撮行為が原因で盗撮をされていない女性スタッフが多く辞めているのかの真偽を慎重に調査しました。その結果、盗撮行為と無関係の女性スタッフの退職には因果関係が薄いことが判明したため、そのことも合わせて男性スタッフに伝えました。

弁護士が介入したことにより風俗側の要求はストップさせることができましたが、終局的な解決が目的であるため示談書を作成して交渉に当たりました。示談書の内容としては、この件でこれ以上相談者に接触してこないこと・金銭の要求を行わないことに加え、個人情報を破棄することも認めさせることができました。

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