キーボードの上に鍵が乗っており、個人情報の保護を意味している

本番がデリヘルにばれた時、デリヘル側はまず免許証や携帯電話の番号などを押さえてきます。この対応は一般的なデリヘルであっても同じです。

デリヘル側としては、お店のスタッフに害を及ぼすような迷惑な顧客はできるだけ排除して健全に運営をして行きたいと思うものです。そのため、本番のみならず盗撮などの嬢が嫌がる行為をした顧客は個人情報を控えておき、常習など悪質な場合は出入り禁止にするなどのしかるべき対応を取っています。

善良なデリヘルであれば、個人情報を悪用される心配は無用です。しかしデリヘルの中には悪質なお店もあります。風俗嬢を使って本番行為をけしかけ、男性客が応じると「強姦だ」「誠意を見せろ」などと言って多額のお金をゆするという被害は頻発しています。

悪質なデリヘルの中には、個人情報を悪用して他の犯罪に巻き込まれる危険性があります。

「携帯電話しか知られていない」が安心できない理由

個人情報が割り出せる

デリヘルを利用する場合には携帯電話を知らせますが、相手に知られているのが携帯電話だけだとしても安心はできません。携帯電話からは簡単に利用者の本名や現住所などが割り出せるからです。

依頼があれば携帯電話から個人情報を調査して依頼者に提供する調査事務所も数多くあります。一度ターゲットにされたら、携帯電話の番号から個人情報を調べ上げられる可能性は十分にあるのです。

嫌がらせや請求が止まらない

こうして個人情報がわかれば、相手はそれを徹底的に利用してきます。
トラブルに巻き込まれている利用客男性の多くは、それなりに社会的地位もあり家庭も持っている人も多いでしょう。

デリヘルで本番をしたこと、さらには本番を強要したとされること(事実とは異なっても、デリヘルはこのように主張することが多くあります)が家族や会社にばれてしまえば、社会的な損害は計り知れません。

その弱みに付け込んで「お金さえ払えば解決できる」「なんとか穏便に済ませたい」といった心理を巧みに利用して、搾り取れるだけお金を搾り取ろうとするのです。

もしも下手に相手を刺激してしまえば、会社に来る・家に来るなど、嫌がらせを受けることもあります。携帯電話の番号が知られ、そこから本名や住所が割り出されることで受ける被害は計り知れません。

運転免許証のコピー、なぜ怖い?

身分証明証として典型的なのが運転免許書です。運転免許書は写真入りで現住所や生年月日など、最低限必要な個人情報が全て詰まっています。
携帯電話を知られてそこから個人情報を拾われるのと同様に、運転免許証の情報から自宅を割り出して執拗な請求をして来ることもあります。しかしそれ以外の危険性も否定できません。

情報を売られる可能性

デリヘルトラブルとは直接関係はありませんが、悪質なデリヘルは裏で暴力団などと繋がっていることがあります。一度免許証のコピーを取られてしまえば、そういった反社会的集団に個人情報を売られる可能性も否定できません。
以前教育機関のスタッフが個人情報を業者に売却して逮捕された事件がありましたが、個人情報を欲しがる業者はたくさんいます。一度このような業者を通してしまえば流出元を特定することは困難と言われています。

詐欺に巻き込まれる可能性も

個人情報が詐欺集団などの犯罪者に渡ってしまえば、そこから二次被害を受ける可能性もあります。

個人情報の流出による被害で多いのが、スパムメールや架空請求でしょう。スパムメールは放置しておけばまず問題はありませんが、最近ではショートメールで送られてくることもあります。また手口もどんどん緻密になってきており、注意しておかなければうっかりメールに記載されたリンクを開いたりウイルスに感染してしまいかねません。

架空請求も手口はいろいろありますが、ハガキや封書で公的機関を名乗ったところから請求書が届くなどの極めて悪質なケースもあります。こういったトラブルに巻き込まれ、騙されて支払ってしまったお金は取り戻すことが難しいものです。

消費者金融で借り入れされる

個人情報が悪用され、自分では知らないうちに消費者金融や闇金で借り入れされるという事例もあります。消費者金融の多くはネットや無人ATMなどで借り入れの契約ができるため、身分証明証の原本を先方に提示する必要がありません。

そのため、上手くやれば免許証のコピーを使って他人が契約することも可能です。しかし契約者は運転免許証の持ち主です。

他人が勝手に個人情報を悪用して消費者金融などと契約を結び、契約書を作ることは、刑法159条の私文書偽造罪という犯罪にあたります。また、形式上は自分が契約したことになっていたとしても、実際には本人があずかり知らぬところで契約されたものなので契約はそもそも無効です。本人には支払い義務は生じませんのでこの点は安心してください。(民法113条、無権代理)

ただ、本来ならば何もしなくていいところを、トラブル処理をしなければならなくなる労力を考えると、支払い義務はないと言っても被る損害は小さくありません。

個人情報を守るために取るべき対策

悪質なデリヘルに個人情報を渡してしまえば、これまでに書いてきたような被害がおきかねません。デリヘルとのトラブルを解決することは最優先ですが、さらに個人情報を守るためにできることをまとめました。

免許証やクレジットカードは再発行の手続きを

デリヘルで本番トラブルに巻き込まれた依頼者の中には、その場で身分証明証だけではなくクレジットカードまで取られた人もいました。クレジットカードはインターネットでも簡単に使える上、基本的に本人確認が極めて困難です。

クレジットカードを取られた場合は盗難にあった時と同じく、まずそのカードを利用禁止にすることが大切です。

クレジットカード会社のホームページなどに、紛失した時の連絡先などが載っています。とにかく早く利用停止をして再発行をするようにしてください。

運転免許証なども同様です。再発行してもらうことで前の免許証は使用できなくなります。運転免許証の再発行は警視庁のホームページを参考にしてください。

携帯電話は解約、または電話番号を変える

携帯電話は解約するか、または契約はそのままにして電話番号を変えてしまうことをお勧めします。

ただ、デリヘルからの請求を放置したままで携帯電話の番号を変えて連絡が取れなくするという方法は、それが有効に働いてトラブルから逃げられる場合もありますが、逆に相手を刺激して事態が悪化する可能性もあるのでタイミングは大切です。

大事に至る前に当弁護士事務所にご相談ください

本番トラブルの解決を急いだ方がいい理由

デリヘルで店に隠れて本番したら、店にばれて個人情報を控えられた…よくある話ではありますが、相手が悪質なデリヘルだった場合はこのように被害が広がってしまいます。

デリヘルから何十万、何百万という損害賠償や慰謝料を執拗に要求されるにとどまらず、個人情報を名簿業者に流されて二次被害に遭ってしまう可能性は否定できません。このようなトラブルを防ぐためにも、デリヘルとの本番トラブルは迅速に解決する必要があります。

当弁護士事務所はデリヘルトラブルに精通しています

当弁護士事務所に所属する弁護士は、デリヘルトラブルを数多く受任し、解決に導いてきました。

デリヘルに詳しくない、他の分野の業務の片手間にデリヘル問題を扱っている法律事務所や司法書士事務所もありますが、デリヘルトラブルはバックに暴力団などの反社会的勢力が繋がっているかもしれない特殊なジャンルです。その中で相談者の言葉にならない要望を汲み取り、法律を駆使して相手と交渉に臨める弁護士がどれだけいるでしょうか。

私たちはこれまで積み重ねてきた実績や経験、知識を持って、誠意をもって全力で解決にあたります。もちろん初回の相談は無料で承っています。相談だけでも構いません。まずは私たちにご相談ください。